おじいちゃんと鉄砲玉 [テレビ]
ETV特集 「おじいちゃんと鉄砲玉」という番組を見ました。
普段はあまり縁のないチャンネルですが (そうでもないかな?(笑))
偶然とは言え、見られて良かったです!
「去年7月、NHKディレクター久保田瞳の祖父・北島源六(享年90)が
荼毘(だび)に付された時、お骨に混じって出てきたものがあった。
それは「鉄砲ダマ」。
生前、戦争体験に関してほとんど語らなかった祖父が、
唯一話していたことが、「航空隊員として出撃したとき、敵の攻撃を受け、
今も頭の中にその時の鉄砲玉が入っている」ということだった。」
- 番組HPより -
この鉄砲玉付きの破片を、さてどうしたものか?
と、一族で考えあぐねる
お墓に戻すか、それともお仏壇に?
それぞれの思惑が交差する・・・。
お孫さんである久保田さんが、“英雄” と思ってきたおじいちゃん
あまり語らなかった当時の事を、もっと知りたいという思いが湧き
住所を頼りに、祖父を知る人を訪ね歩き、お話を聞かせて頂く・・・
と、ここまでくると、あら? あらら?
どこかで読んだような・・・?
そう!
去年の夏、ドップリと嵌った『永遠の0』
とても似ていて・・・
どうなんだろう? あのお話のモデルかしら? なんて・・・(笑)
でも、違いますね。
あの時、主人公はギリギリのところで心境の変化が起こりましたから!
違うけれども!
語ってくれた ご老人たちのお話の内容は、違っていませんでした!?
(ココ大事!)
あの本から受けた印象と、全く同じものを今回も感じました。
(具体的には申し上げませんが・・・悪しからず <(_ _)>)
お一人、お一人の言葉は、それぞれが重く、貴重ですね!
語らずに、涙したご老人の心境も、わかるような気がしました。
最後に一つ、印象に残ったことを・・・。
「負け戦のことを得々と話す奴はおらん」
・・・そんな話聞いたことがなかった という久保田さんに応えて・・・。
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